2013年08月
和製メッシ凱旋2発 驚異の12歳久保
人工芝ピッチを取り囲んだ約2000人ものファンや報道陣、関係者がどよめいた。開始59秒、久保がペナルティーエリア内でパスを受ける。左45 度から得意の左足を振り抜くと、ボールは一直線にゴールへ。今季のチビリンピックとダノン杯で全国4強入りするなど堅守を誇る東京VのDF陣を、一発で 破った。
その後も「久保劇場」は続く。4-2-3-1の左ウイングで攻撃をリード。巧みなボール扱いで抜け出し、正確なパスで味方を生かした。前半で1度 は退いたが、後半途中からボランチとして再登場。テンポよくボールを回し、絶妙のスルーパスも見せた。チームの方針で久保自身は取材を受けなかったが、ナ バーロ監督は「ゴールもしたし、タケ(久保)のプレーには満足している」と話した。
川崎FのU-10チームにいた一昨年8月、入団テストに合格して家族でスペインに渡った。得意のドリブルで地元紙にも「和製メッシ」と紹介された が、同監督は「パスや連係プレーもプラスされた。クラブのサッカーを取り入れ、よくなった」。昨年のダノン杯世界大会で準優勝したレジスタFCの渡辺監督 は「すごく成長している。状況判断のスピードが驚異的」と、2年での進化に驚いた。
年齢別に細かくチームが分かれるバルセロナの下部組織。このまま順調に成長すれば、18歳でプロ契約となる。バルセロナBなど下部リーグからトッ プを目指したり、他クラブでプロになる道もある。狭き門ではあるが、首脳陣も将来のトップチーム候補として期待している。もちろん、日本やスペインで代表 としてプレーする可能性もある。
「素晴らしいのは環境への適応の速さ。最初から地元の学校に通い、今はカタルーニャ語も理解する」とナバーロ監督。「メッシというより、イニエス タかペドロ。ただ、誰かにではなく、タケフサにはタケフサのままでいてほしい」。世界屈指の強豪で順調に成長する久保の前には、夢が広がっている。◆久保建英(く ぼ・たけふさ)2001年(平13)6月4日、川崎市生まれ。8歳の09年に川崎Fの下部組織のセレクションに合格し、FWとして活躍。10年にはバルセ ロナスクール選抜の一員としてベルギーの大会でMVPを獲得した。11年8月にバルセロナ下部組織の入団テストに合格、2シーズン目の12-13年はリー グ戦30試合で74ゴールして得点王に輝いた。2年前で135センチ、33キロ。今も150センチ足らずと、大型選手が多い中で小柄。
◆U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ 12歳以下のチームによる11人制の招待大会で、海外からバルセロナ、リバプール(イングラン ド)、チョンブリ(タイ)が参加。全日本少年大会優勝の鹿島、チビリンピック制覇の仙台など国内9チームと合わせた12チームが3組に分かれて1次リーグ を行い、上位8チームが決勝トーナメントに進出する。29日までは東京Vグラウンド、30日の準決勝、決勝は味の素スタジアム西競技場で行われる。
2013夏休み朝練 30日
「2013夏休み朝練」も今日が最終日です。
38名の参加です。
今日は集まりも早く、集合の笛を吹く前に整列していました。
ランニングも締まってました。
(嬉しいですね。いつもこうだと、いいんだけどね!)
23日間、頑張りました。
今年の皆勤賞は7名です。
そして、1年生から6年生まで、毎回30名以上の参加がありました。
みんな「心・技・体」、それぞれの面で成長があったと思います。
1・2年生の子は、凄いですね!
良く頑張ったと思います。
20分間走は、キツイ練習だったと思いますが、走り切りました。
低学年で2キロ以上、高学年で3キロ以上は、毎回走っています。
(各自で理由のある一部の子を除きますが・・・)
走れる子は4キロです。
参加回数をかけると相当な距離ですね!
その後のメニューも走り主体ですから、これからの試合では、走り負けないことを期待したいです。
(これで走り負けていたのなら、それは、朝練の取組姿勢で思い当たることがある人かな?)
そんなこんなで、今日を迎え、
何か、「夏が終わった!」と言う思いで、寂しい気持ちだったりもします。
今日は、みんな頑張ったご褒美に、みんなのリクエストでキックベースをしました。
楽しんだと思います。
そして、最後に差し入れのアイスをいただきました!
佐川さん、毎年ありがとうございます。
子供たちは、大喜びです!
毎朝、子供たちを送り出していただき、早起きに協力いただいた、お母さん、お父さん、お疲れ様でした。
また、普通の朝に戻りますが、早起きって、いいものですね!
これからは、夜明けの時間も遅くなってきますが、出来る人は、早起きを継続してみてください。
スポーツマンは高所得が多い!? (コラム)
スポーツをやっていた人間ほど労働市場で重宝されるし所得も高いということ。たとえばそのことはスウェーデンの労働市場でも確認できるという。
日本でもこれはよく知られている事実だろう。就活とかになるとスポーツばっかりやっている体育会の筋肉バカがなぜ楽々有名企業に受かるのか…。という嘆きや嫉妬(?)も聞こえてきたりする。
先日の甲子園の記事でも書いたがスポーツを本気で取り組んだことがある人間・実績を残した人間というのは相対的に所得が高くなりやすいらしい。
上記の就活の例とかで行くと体育会枠があって縦のつながりがあるからだ!なんていう安直な答えもよく聞くが・・・。それでも企業が延々と体育会出身の人間を採用し続けるのには理由があるのだろう。
そういうことも含めてなぜ体育会系の人間が労働市場で重視されるのか?ちょっと考えてみた。
①上記のStumbling and Mumblingの記事でも、またこのブログの過去の記事でも紹介したがスポーツに取り組む人間は競争心が高い傾向にある。競争心が高い傾向にある人間は よりビジネスにアグレッシブに取り組むし向上心も高い。結果として現実社会でも所得が増えるし労働市場でも評価されやすい。また勉強など以上に正解がない 世界なので成功するためには常に考えて工夫をしていかないとならない。そういった自分の頭で考える力を備えている人間も多いと考えられる(先天的にせよ後 天的にせよ。もちろん、センスと運動能力だけの運動バカも多くいるが・・・)
②また同様にスポーツに取り組んだ人間はコミュニケーション能力や社会力が高まる。当然ながらチームスポーツはもちろんのこと個人競技でも真剣にやればやるほどコーチや監督・仲間とぶつかり合ったりするからだ。
このようなことは有名企業がスポーツ推薦で大学に入ったことが明らかな人間でも有名大卒として採用を続けていることなどを考えてもわかるだろう。企業が 延々と非合理な行動を行うことは考えにくいのでそこには一定の合理性があると考えれば当然なことだし、上述のように学問的根拠もある。事実としてスポーツ 経験者は所得が高いことがいちばんのその証明だろう。
③人間関係。大学の体育会のみならず高校の部活でもそうだし社会人になってからのクラブチームなどでのスポーツ活動でもそうだが、スポーツを通し た人脈が築かれることに大いなる価値があるのかもしれない。そのことによってビジネスがよりうまくいく可能性があるということだ。
一方で非合理あるいは市場の不完全性が実はそういった傾向をより強くしている可能性もある。思いつくのは…
④労働市場は不完全・シグナリング。実際にどうかはさておきスポーツに懸命に取り組んだことがある人間は学歴が高い人間と同様に少なくとも何かに真剣に打 ち込むことに関してはその能力があるということを表している。採用する側としてはそういった人間を採用したくなるだろうし、また採用の根拠としては十分か もしれない。
⑤一方でスポーツを経験した人間は他人の成功をよく思わない傾向もあるらしい。それだけ競争心が強いということの裏返しだが、実はスポーツ経験者の所得の高さは他人の足を引っ張って得ているものである可能性もある。
スポーツをしている人間は根性があるとか健康だとかもあるだろうが。まあ、健康かもしれないがあまり激しくスポーツをすると古傷が残っていたり、消耗しすぎてかえって体が弱くなってしまうこともあるとは思うけど。それ以外にも上述のような理由もあると思う。
もちろん、ほかにもいろんな理由が考えられるだろう。
これからの厳しい時代を生き抜くためにはやっぱり子供には勉強だけじゃなくてきっちりとスポーツもさせないといけないのかもしれない。