スポーツをしている人間はより所得が高くなる傾向がある。また多くの経営者や幹部職員はスポーツマンタイプだ。


スポーツをやっていた人間ほど労働市場で重宝されるし所得も高いということ。たとえばそのことはスウェーデンの労働市場でも確認できるという。

日本でもこれはよく知られている事実だろう。就活とかになるとスポーツばっかりやっている体育会の筋肉バカがなぜ楽々有名企業に受かるのか…。という嘆きや嫉妬(?)も聞こえてきたりする。

先日の甲子園の記事でも書いたがスポーツを本気で取り組んだことがある人間・実績を残した人間というのは相対的に所得が高くなりやすいらしい。

上記の就活の例とかで行くと体育会枠があって縦のつながりがあるからだ!なんていう安直な答えもよく聞くが・・・。それでも企業が延々と体育会出身の人間を採用し続けるのには理由があるのだろう。

  そういうことも含めてなぜ体育会系の人間が労働市場で重視されるのか?ちょっと考えてみた。

①上記のStumbling and Mumblingの記事でも、またこのブログの過去の記事でも紹介したがスポーツに取り組む人間は競争心が高い傾向にある。競争心が高い傾向にある人間は よりビジネスにアグレッシブに取り組むし向上心も高い。結果として現実社会でも所得が増えるし労働市場でも評価されやすい。また勉強など以上に正解がない 世界なので成功するためには常に考えて工夫をしていかないとならない。そういった自分の頭で考える力を備えている人間も多いと考えられる(先天的にせよ後 天的にせよ。もちろん、センスと運動能力だけの運動バカも多くいるが・・・)

②また同様にスポーツに取り組んだ人間はコミュニケーション能力や社会力が高まる。当然ながらチームスポーツはもちろんのこと個人競技でも真剣にやればやるほどコーチや監督・仲間とぶつかり合ったりするからだ。

このようなことは有名企業がスポーツ推薦で大学に入ったことが明らかな人間でも有名大卒として採用を続けていることなどを考えてもわかるだろう。企業が 延々と非合理な行動を行うことは考えにくいのでそこには一定の合理性があると考えれば当然なことだし、上述のように学問的根拠もある。事実としてスポーツ 経験者は所得が高いことがいちばんのその証明だろう。


③人間関係。大学の体育会のみならず高校の部活でもそうだし社会人になってからのクラブチームなどでのスポーツ活動でもそうだが、スポーツを通し た人脈が築かれることに大いなる価値があるのかもしれない。そのことによってビジネスがよりうまくいく可能性があるということだ。

一方で非合理あるいは市場の不完全性が実はそういった傾向をより強くしている可能性もある。思いつくのは…


④労働市場は不完全・シグナリング。実際にどうかはさておきスポーツに懸命に取り組んだことがある人間は学歴が高い人間と同様に少なくとも何かに真剣に打 ち込むことに関してはその能力があるということを表している。採用する側としてはそういった人間を採用したくなるだろうし、また採用の根拠としては十分か もしれない。

⑤一方でスポーツを経験した人間は他人の成功をよく思わない傾向もあるらしい。それだけ競争心が強いということの裏返しだが、実はスポーツ経験者の所得の高さは他人の足を引っ張って得ているものである可能性もある。

スポーツをしている人間は根性があるとか健康だとかもあるだろうが。まあ、健康かもしれないがあまり激しくスポーツをすると古傷が残っていたり、消耗しすぎてかえって体が弱くなってしまうこともあるとは思うけど。それ以外にも上述のような理由もあると思う。

もちろん、ほかにもいろんな理由が考えられるだろう。

これからの厳しい時代を生き抜くためにはやっぱり子供には勉強だけじゃなくてきっちりとスポーツもさせないといけないのかもしれない。