なかのSCさん(ガナドーレ、アモーレ)との練習試合をふり返りたいと思います。

今回の練習試合の開始前に選手たちと確認したことがありました。

「今までと同じ試合のやり方では、勝てないのが分かってきた。」

何をしないといけないのか?
それは、
「相手選手へのマークを外さず、スペースを埋めていくこと。」
(仮に)パスやトラップが上手くいかなくても、相手選手へのマークを外さなけらば、得点はなくても、失点は(出来る限り)抑えることが出来ることを・・・。

そのことを選手たちは試合の中でも意識してやっていました。

でも、
やはり課題が残りました。
選手たちに試合を振り返ってもらうと、
・マークする相手がわからなくなった。
・(自分がマークしようとした選手は、)他の仲間がマークしていて自分がマークする選手がいない。
・マークしても(相手に)抜かれてしまう。
・ボールを追ってしまい、マークする選手を見失ってしまう。
・守備(マーク)から攻撃への切り替え方がわからない。
・相手をマークする際の距離感が掴めない。(近い、遠いがわからない)
そんな意見が出ました。

また、
自分たちの4年生からの課題である、「パス&トラップ」も上手くできない。
・パスがつながらない。
・トラップできない。
・スローインで相手にボールを渡してしまう。
・来たボールをただ蹴ってしまう。


「パス&トラップ」の技術的な部分は、今日明日で実行したくても上達までの時間が必要です。最近おこなっている2対1などで意識してボールを扱うことを徹底していきましょう。

ポジショニングは、意識して、理解していくことで、技術的な上達よりは早く実行と実現ができる部分です。これは試合感も必要です。試合の中でコーチがアドバイスするポジションニングを聞き入れてみてください。


これらについては、次回の練習会でも、ひも解いてみたいと思います。


その前に、
参考となる情報を提供しますので、各自で読んでください。

「サッカーの試合中、9割はボールに触っていない時間です。この時間に何を考えて、どの位置に立てばいいのかを知っておくことは、技術をより良く発揮することにつながります。ポジショニングを知っておくことで、ボールを持ったときに得するんです」

「技術を発揮するためには『どこに立つか』『どのタイミングで動くか』『どの方向に動くか』『どのスピードで動くか』という、技術以外の部分も重要です。この部分が高いレベルにある選手は、スピードや身体能力がそこまでなくても、自分が優位な状況でプレーすることができます。なぜならば、サッカーは全員が同じ位置からヨーイドンでプレーするスポーツではなく、フライングすることができるからです」