【高パフォーマンスを発揮するためのチームビルディング】
日体大の教授でコーチング学を専門とされている伊藤先生の講演内容を紹介します。
ナショナルチームを目指すジュニア世代への意識づけなども指導されている方です。
練習時間は大切。
でも、たくさんやっても上手くならない。
「意図的」「計画的」「高度な構造化」「継続的」
一方、サッカーの事例では、
「試合時間」「練習時間」は大切だけど、一番のポイントは「サッカーの中であそぶ」こと。
「自由な発想」「主体的」な行動が『内的価値』が強さを出していく。
反復練習する「ブロック練習」より、あたまを使う(変化をさせてあたまを休ませない)「ランダム練習」の方が上手くなる確率が高くなる。
指導者が努力を褒めると、選手は困難な課題を望んでしていく。そうすると「成長的マインドセット」が備わっていく。
コーチは「考える力を養うもの」=>学びを支援する
選手は「自ら気づいて行動する」=>自分で学ぶ
大人の逆依存現象(コーチや親の情熱がアスリートへの害となる)は注意したい。
「失敗したことは耐えられるが、挑戦しないでいることは耐えられない」(マイケル・ジョーダン)
「他人より良くなろうとするのではなく、他人から学び、自分がなることができる最高の自分になる努力をしよう。成功はその準備の副産物だ」(ジョン・ウッデン)
高パフォーマンスを一人で達成することは困難。
アスリート、コーチ、保護者らによって構成されるチームが、
・目標とプロセスを共有し、
・お互いを大切にし、
・「今、ここ」を大切にしながら、
・チームとして成長し続ける。
約60分間の講演です。時間があるときにでも、みてください。